紅い布陣

まんたんウェブより。「紅」のコミック2巻がラノベ灼眼のシャナ」17巻を僅差で抜いてトップだそうです。

紅 kure−nai 2 (ジャンプコミックス)

紅 kure−nai 2 (ジャンプコミックス)

原作も読み、コミックも連載含め1巻から読んでますが、意外や意外、ちゃんと面白い漫画になってます。


紅 kure-nai 1 (ジャンプコミックス)

紅 kure-nai 1 (ジャンプコミックス)

コミック版「紅」の布陣は

原作
片山憲太郎 (集英社スーパーダッシュ文庫原作著者)
漫画
山本ヤマト (集英社スーパーダッシュ文庫原作挿絵担当)
脚本
子安秀明
コンテ構成
降矢大輔

というトンデモ構成。原作挿絵イラストレーターに漫画を描かせるなんて発想はジャンプスクエアならではです。
原作挿絵の方が親和性抜群だからと言っても、月刊だからって脚本家とコンテ担当作家あてがってイラストレーターに漫画描かせるってのは思いついても普通やらない、いや出来ないかと。それをやってのけて、しかも結果を出せるジャンプスクエアってアレゲだな、と思った今日この頃です。


ちなみに俺は藤崎竜ファンなんですが、「屍鬼」もすごいです。

屍鬼 1 (ジャンプコミックス)

屍鬼 1 (ジャンプコミックス)

さすがジャンプの編集部。フジリューの使い方をよくわきまえてます。相変わらずフジリューの漫画は一旦ポテンシャルさえ引き出せばすさまじい出来です。打ち切り多いけど。
人的資源は有限。売るとなると人材配置はどうしても保守的になりがちなんですが、ここまで大胆な布陣を敷いてくるジャンプスクエアの作品は大好きです。ガリクソン